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ローターの表面デザインと摩耗について

 

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ローターの表面デザインと摩耗について

 

ローターも消耗品なので摩耗しますが、オーナーさんの気持ちとしてはなるべく減らない方が良いと思います。
ただ、効き良し、フェードしない、パッドも減らない、ローターも減らないと言うブレーキは存在しませんので、どこかを取ってどこかを捨てる必要はありますが、勘どころをつかむことで満足度を上げる事は可能だと思いますから、簡単で恐縮ですが傾向を書いておきたいと思います。

 

まずストリートでの耐摩耗性重視の場合は、スリット無しが一番優秀だと思います。ただ必ずストリート向けのパッドを使ってください。サーキット向けパッドの場合はコンパウンドの組み合わせによって、思わぬ変摩耗をする可能性があります。

 

サーキット走行の場合、スリット、ドリルド、ディンプルなどは必需で、これらが無いローターでサーキットを走ると多くの場合早く摩耗します。日本のレースは長い間レギュレーションでブレーキキャリパーやローターを交換する事が出来なかったため、ブレーキパッドが独自の進化を遂げ、国産メーカーのパッドの中にはサーキット向けのパッドにもかかわらず、ローター攻撃性が少ないコンパウンドがありますが、この場合、パッドが早期に摩耗する、低温時に効かない、フェード性能が低いなどの弊害が必ずあるように思います。

 

スリット形状としては、カーブスリット、ストレートスリットが無難な効果を発揮し、数が多いほどブレーキフィールは良くなりますが、ローターパッド共に摩耗するようになります。

 

かぎ針状のスリット、小さなスリットが多く配置されているものは、パッドとの相性が少しうるさい気がしますから、事前にパッドメーカーにかぎ針状スリットでも問題無いかを確認し導入すると良いと思います。これらスリットは高温時に性能が良いかわりに、低温時には変摩耗をする傾向にありますから、たまにしかサーキット走行をなされない方は避けた方が良い気がします。

 

ドリルド、ディンプルも低温時にレコード盤のように摩耗する傾向があります。これはスリット、ホール部分とローターの面部分では温度が変わりやすい為で、サーキットなどでずっと高温になっていれば、穴部分も面部分も温度が変わらないため変摩耗は少ないです。しかしドリルドはご存知のように高温で割れてしまう事が多いので、正直使いどころが難しいですが、確実に軽量化につながるのと、うまく使えればストリートでの摩耗と、サーキットでの摩耗を両立できますから市販車に採用されている事が多いです。とは言え数ある社外ブレーキパッドとうまくマッチングさせるのは至難の業なので、基本は避けた方が良いです。ドリルドの良いところと悪いところを折半したのがディンプル形状ですが、こちらもやはりレコード盤状に減りやすい傾向ではあります。

 

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