■NA6CEロードスターの大規模メンテナンス エンジンのオイル漏れ修理 拡大写真
NA6CEロードスターの大規模メンテナンスを実施しています。
30年が経過した車両なのでやりたい事は山ほどありますが、すべてを行うと莫大な費用が掛かりますので、今回はエンジンのオイル漏れやホース類のように、放置する事で車両火災やタイミングベルトの寿命悪化などが懸念される部位、ブレーキホースやキャリパーホースなどのように最悪は事故の危険性がある部位の補修を行います。
エンジンのオイル漏れは、すべて直そうとするとエンジンを降ろす必要がありますので早速降ろしにかかります。
が!早速トラブル発生。エンジンブロックが割れています…。
しかもダウエルピンが打ってあり、エンジンとミッションの位置決めを行っている大事な部分が割れてしまっています。
エンジンブロックは鋳鉄のため、溶接をしたとしてもすぐに割れてしまうため、完璧な補修をする事は事実上できません。
これが代わりの部品やエンジンが手に入らないほどの希少車なら、仕方なく溶接し様子を見ながら運行させる作戦をとりますが、NA6CEのB6エンジンは最近高くなっているとはいえ、中古エンジンもそれなりに手に入りますから、中古エンジンに載せ替える作戦でいこうと思います。
オーナー様も積んであるエンジンに愛着は無いようなので心置きなく交換できるというものです。
いきなりストレートパンチをもらってしまった感じですが、どんどんと作業を進行したいと思います。
■NA6CEロードスターの大規模メンテナンス エンジンのオイル漏れ修理 拡大写真
ミッションとの結合ボルトを外していると何かがポロンと落ちました。
え?なになに??と言う感じでしたが、ブロックの一部が割れてしまっていました…。
ミッションとの結合ボルトを外していると何かがポロンと落ちました。
え?なになに??と言う感じでしたが、ブロックの一部が割れてしまっていました…。
■NA6CEロードスターの大規模メンテナンス エンジンのオイル漏れ修理 拡大写真
ブロック側を確認すると、残念な事にちゃんと?割れています…。
これは見逃す事の出来ないトラブルです…。
ブロック側を確認すると、残念な事にちゃんと?割れています…。
これは見逃す事の出来ないトラブルです…。