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2020年12月20日
NA6CEロードスターのオイル漏れ修理。 記事詳細
 ■NA6CEロードスターのオイル漏れ修理。 拡大写真 

NA6CEのエンジンやミッションからのオイル漏れ修理が着々と進行しています。

オイルパンからのオイル漏れ修理は、エンジンを降ろさなくても出来るのですが、エンジンを降ろせば写真のようにエンジンを逆さにして作業でき、より確実にエンジンとオイルパンにシールをする事が出来ます。

エンジンを載せたままの作業ですと、どんなにキレイにしてもオイルが滴ってくるため、滴った部分のパッキングが甘くなり、オイル漏れの原因となってしまいますから、デッキ的にはほぼやりません。
特にロードスターは、エンジンブロックとオイルパンの間に鉄板のバッフルが挟まるため、バッフルの上下に液体パッキンを塗りますので、エンジンを逆さにしてオイルパンを組みつけたいのです。

ミッションのメインドライブシャフトのオイルシールの交換と共に、レリーズベアリング保持部のパーツも交換しました。
ある程度走行した車両ではここが摩耗するため、交換しておかないとレリーズの動きが渋くなり、クラッチフィールの悪化やぎーぎー音につながりますから、クラッチ交換時には交換する事をお勧めします。
 ■NA6CEロードスターのオイル漏れ修理。 拡大写真 

クランクのフロント側オイルシールも新品になりました。
ここが劣化するとタイミングベルトにオイルが付着し、タイミングベルトが突然切れたりコマ飛びしたりしますので意外と重要なパーツだったりします。

液体パッキンがかなり余っていますが、デッキの経験上B6エンジンはこのくらいこんもりしないと、すぐにオイル漏れを起こすので、マニュアル指示よりも多めに液体パッキンを塗布しています。
クランクのフロント側オイルシールも新品になりました。
ここが劣化するとタイミングベルトにオイルが付着し、タイミングベルトが突然切れたりコマ飛びしたりしますので意外と重要なパーツだったりします。

液体パッキンがかなり余っていますが、デッキの経験上B6エンジンはこのくらいこんもりしないと、すぐにオイル漏れを起こすので、マニュアル指示よりも多めに液体パッキンを塗布しています。
 ■NA6CEロードスターのオイル漏れ修理。 拡大写真 

クランクのリアオイルシールも新品で気持ち良いです。
ここが劣化すると、クラッチにエンジンオイルが付着し、クラッチの早期摩耗や歪みにつながりますので、ここも意外と重要なシールだったりします。

クランクの錆をもう少し落として完了ですね。
クランクのリアオイルシールも新品で気持ち良いです。
ここが劣化すると、クラッチにエンジンオイルが付着し、クラッチの早期摩耗や歪みにつながりますので、ここも意外と重要なシールだったりします。

クランクの錆をもう少し落として完了ですね。
 ■NA6CEロードスターのオイル漏れ修理。 拡大写真 

ミッションのメインドライブシャフトスリーブ(天狗の鼻みたいなパーツ)は、摩耗する事でクラッチの切れ不良、ふーりんぐ悪化、異音につながるため、個人的には常に新品状態を維持したい部品です。

せっかくのマニュアル車ですから、クラッチのフィーリングは大切にしたいですよね。
ミッションのメインドライブシャフトスリーブ(天狗の鼻みたいなパーツ)は、摩耗する事でクラッチの切れ不良、ふーりんぐ悪化、異音につながるため、個人的には常に新品状態を維持したい部品です。

せっかくのマニュアル車ですから、クラッチのフィーリングは大切にしたいですよね。
 ■NA6CEロードスターのオイル漏れ修理。 拡大写真 

サービスレベルでエンジンルームの汚れを落としました。

エンジンルームをスチーム洗浄すると簡単なのですが、グロメットの破損や配線のシール部分の破損などから水が入り込み、謎のトラブルの原因になるため、デッキではよほど管理が行き届いている車でないとスチーム洗浄は行いません。

基本はウエスで拭ける範囲を目視確認しながら清掃するだけですが、個人的には写真くらいの状態なら気持ち良い綺麗さなので良しとしています。

超綺麗好きのお客さんは、言っていただければご自身で掃除してもらって良いので、心ゆくまできれいになさってください。
と言うか、このブログを見ている人の中にも、エンジン降ろした時に掃除した人いるはずです(笑)
サービスレベルでエンジンルームの汚れを落としました。

エンジンルームをスチーム洗浄すると簡単なのですが、グロメットの破損や配線のシール部分の破損などから水が入り込み、謎のトラブルの原因になるため、デッキではよほど管理が行き届いている車でないとスチーム洗浄は行いません。

基本はウエスで拭ける範囲を目視確認しながら清掃するだけですが、個人的には写真くらいの状態なら気持ち良い綺麗さなので良しとしています。

超綺麗好きのお客さんは、言っていただければご自身で掃除してもらって良いので、心ゆくまできれいになさってください。
と言うか、このブログを見ている人の中にも、エンジン降ろした時に掃除した人いるはずです(笑)
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