
■マクラーレン570Sの空力、冷却処理は流石です。 拡大写真

サーキット最速を目指すとしたら、トータル予算で最も安く(自分的には雲の上価格…)仕上がるであろう1台が「マクラーレン 570S」ではないか?と個人的に思っています。
F1コンストラクターが設計、製造しているだけあって、色々と手抜かりが無いどころか、さすが!とうなる事も多々あり、バリバリにストリート寄りの脚をサーキット向けのものに、困ってしまうくらいのブレーキをAPレーシングにすれば、たちまちにスーパーラップが刻めるマシンに早変わりです。
その速さは、もしGT300のレーシングカーにもラジアル履かせて、ウイング外したら、GT300に混じれる?いい線行くのでは?と言うくらいです。
特に空力処理が素晴らしく、車体アンダーがフルフラットなのは当然として、リアフェンダーのラム圧は電動ファンで強制的に抜いている徹底ぶりです。
感動するのはダクトの先には、必ず冷却装置や導風が必要なものがあり、デザインのために無駄な穴が開いているような、内外社外エアロみたいな事は全くありません。
中古車ならそこそこ値段はこなれていますし、とてもほしい車の1台です。

■マクラーレン570Sの空力、冷却処理は流石です。 拡大写真

フロントバンパー開口部の後ろにはオイルクーラーが控えています。
網がないので最大効率で(網は意外と通気を妨げます)冷やす事が出来ますが、ご覧の通り走行によってコアにダメージを受けますので、一般的には網を追加装着したほうが良いと思います。
フロントバンパー開口部の後ろにはオイルクーラーが控えています。
網がないので最大効率で(網は意外と通気を妨げます)冷やす事が出来ますが、ご覧の通り走行によってコアにダメージを受けますので、一般的には網を追加装着したほうが良いと思います。

■マクラーレン570Sの空力、冷却処理は流石です。 拡大写真

こちらも同様にフロントバンパー開口部を覗いた写真で、上の写真と同じオイルクーラーが控えていますが、導入のダクトを振り分ける事でコーナリング中もキチンと冷却が出来るように配慮しています。
レース使用車では、このダクト部に高温域専用ラジエターが追加装着される徹底ぶりです。
こちらも同様にフロントバンパー開口部を覗いた写真で、上の写真と同じオイルクーラーが控えていますが、導入のダクトを振り分ける事でコーナリング中もキチンと冷却が出来るように配慮しています。
レース使用車では、このダクト部に高温域専用ラジエターが追加装着される徹底ぶりです。

■マクラーレン570Sの空力、冷却処理は流石です。 拡大写真

車体アンダーはフルフラットに当然のようになっています。
ハンプやディフレクターを装着するにしても、まずはこうなっていないとはじまりませんし、フラットになっている事で追加の空力装置の効果を確認しやすくなっています。
車体アンダーはフルフラットに当然のようになっています。
ハンプやディフレクターを装着するにしても、まずはこうなっていないとはじまりませんし、フラットになっている事で追加の空力装置の効果を確認しやすくなっています。

■マクラーレン570Sの空力、冷却処理は流石です。 拡大写真

少し車高を落とせば、何もしなくてもご覧のようなネガティブキャンバーがつきます。
ひとまずトーインの調整をすれば、サーキットで走る事が出来るレベルなので、当然「カタベり」しますが、スポーツカーとしての設計の割切りを感じます。
少し車高を落とせば、何もしなくてもご覧のようなネガティブキャンバーがつきます。
ひとまずトーインの調整をすれば、サーキットで走る事が出来るレベルなので、当然「カタベり」しますが、スポーツカーとしての設計の割切りを感じます。