■FD2シビックのオーリンズを仕様変更しています。 拡大写真
FD2シビックのオーリンズを仕様変更&オーバーホールしています。
発売当時はシビックとしては大きいとか、セダンのシビックなんてとか言われたFD2ですが、今見るとコンパクトでかつとてもスポーティーに見えてしまいます。
このお車にはオーリンズがすでに装着されていますが、オーバーホール時期と言う事と、峠ではねてしまうとの事で仕様変更をさせていただく事になりました。
オーリンズはリニア特性のピストンバルブを用いているのと、ニードル式の減衰調整機構を用いているため、基本的に微速の減衰力は不足がちで、そのため大きな入力が入ると「ふわんふわん」と動き、それよりもさらに入力が大きくなると今度は「ビョンビョン」と動くようになりますから、街乗りはコツコツしますが下の減衰を出してやることで、ピストン速度の速い部分を使わないようにしてあげると、高速走行や峠で安定性の高い車となってくれます。
サーキットは路面が平たんなので、減衰が無くても良いと言う方もお見えですが、そうなると切り替えした時や追操舵をした時に車が不安定になるので、やはり微低速の減衰は重要です。
■FD2シビックのオーリンズを仕様変更しています。 拡大写真
シム組は伸びが強く、厚が弱くセオリー通りと言う感じでした。
個人的に圧側が強い方が好きなので、スポーツカーでオーナーさんが乗り心地に寛容な場合は、僕は圧側を上げていく事が多いです。
シム組は伸びが強く、厚が弱くセオリー通りと言う感じでした。
個人的に圧側が強い方が好きなので、スポーツカーでオーナーさんが乗り心地に寛容な場合は、僕は圧側を上げていく事が多いです。
■FD2シビックのオーリンズを仕様変更しています。 拡大写真
ちょっとショックなのがシリンダーやピストンロッドは摩耗限界に近くなっています。
次のオーバーホールではこれらパーツは交換しないといけないと思います。
オーリンズは少し寿命が短い傾向にある気がします。
ちょっとショックなのがシリンダーやピストンロッドは摩耗限界に近くなっています。
次のオーバーホールではこれらパーツは交換しないといけないと思います。
オーリンズは少し寿命が短い傾向にある気がします。