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2022年01月23日
セリカ GT−FOUR RC ST185のブレーキパーツ交換 記事詳細
 ■セリカ GT−FOUR RC ST185のブレーキパーツ交換 拡大写真 

セリカGT−FOUR ST185型のブレーキパーツ交換をしています。

今から20年ほども前に、今は無き「アウトロー キャリパー」を装着した車両ですが、今もまだ乗っていてくださっているのです(感無量)。
ただ、キャリパー等のオーバーホールキットはすでに10年以上前から入手できませんし、今後の事を考えると継続使用は厳しいため、状態の悪いフロントキャリパーをAPレーシングのキャリパーキットに変更し、ティルトンのマスターはオーバーホールし今後に備えるのが今回の仕事内容です。

実はこの時点で、まだキャリパーがイギリスから届いていないので、マスターのオーバーホールから開始なのですが、、、大変でした。

配管は今にももげそうで、1本もげましたし、マスターのリザーバータンクからはガンガン液漏れしていたので、ここも交換しないといけませんし、マスターシリンダーを固定しているブラケット類はそのままでの再使用は厳しく修正が必要でした…。

20年前に丁寧に作ったつもりですが、溶接等で組み立てているとどうしてもそこが錆びてしまいますし、配管も同様です。

ただ、今回その辺の不具合は新品パーツで修理しましたので、今後また20年使っていただけると思います。
 ■セリカ GT−FOUR RC ST185のブレーキパーツ交換 拡大写真 

折れた配管…。
このタイミングでの入庫はベストでした。少し遅かったら最悪の事が起きたかもしれません…。
折れた配管…。
このタイミングでの入庫はベストでした。少し遅かったら最悪の事が起きたかもしれません…。
 ■セリカ GT−FOUR RC ST185のブレーキパーツ交換 拡大写真 

リザーバータンクもあと少しでバラバラになるのでは?と言うくらい硬化していました。
すでに液漏れもしていましたし、こちらも良いタイミングでした。
リザーバータンクもあと少しでバラバラになるのでは?と言うくらい硬化していました。
すでに液漏れもしていましたし、こちらも良いタイミングでした。
 ■セリカ GT−FOUR RC ST185のブレーキパーツ交換 拡大写真 

懐かしのアウトローキャリパー。
ダストシールも無いレース向けキャリパーですが、20年以上もきちんと使えました。このあたりはレースの本場アメリカ製の面目躍如と言った感じですね。
懐かしのアウトローキャリパー。
ダストシールも無いレース向けキャリパーですが、20年以上もきちんと使えました。このあたりはレースの本場アメリカ製の面目躍如と言った感じですね。
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