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2022年01月30日
ホットバージョンに登場したGRX133マークXの最後の試運転 記事詳細
 ■ホットバージョンに登場したGRX133マークXの最後の試運転 拡大写真 

ホットバージョンに登場したGRX133マークXですが、オーナーさんが次の車に乗り換えるため車両を売却するという事で、サーキット仕様の状態で最後の試運転をさせてもらいました。

この車はチューニングした本人が言うのもなんですが良く出来ていると思います。

サーキット仕様のため22kというハードなスプリングですから、ストリート走行のギャップでそれなりに入力がありますが、ノーマルのR35GTRの方が鋭い入力と言えますし、乗り心地が良いというチューニングカーでありがちな「ぽよんぽよん」とした感じもなく、しっかりとした接地感と剛性感がありながら、大きな入力はうまくいなしていると思います。

それでいてシャープなハンドリングなのはサーキット仕様ならではですが、ストリート走行主体というなら少しシャープすぎるとは思いますから、ストリート主体ならネガティブキャンバーはもう少し減らし、バネレートももう少し落として、良い意味でまったりするようにした方が良い気がします。

ブレーキのバランスやフィールは流石にAPレーシングのそれで、弱く踏めば弱く効き、強く踏めば強く効くレスポンスの良いブレーキは、とても扱いやすく、サーキットはもちろん、むしろ効き方への要求が千差万別なストリートでも大きなメリットがあると感じますし、乗っていて楽しくなるポイントですね。

サーキットで通用するGRX133のチューニングカーを作らせてもらえたことに感謝です。
ありがとうございました。
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