■Z33のターボ化は冷却性能との戦い…。 拡大写真
Z33をターボ化するためにはインタークーラーを追加する必要がありますが、インタークーラーをラジエター前に設置すると、ご覧のようにラジエター前の空きスペースはほとんどなくなってしまいます。
インタークーラーでラジエターを半分隠してしまうと、ノーマルラジエターでは水温が厳しくなるので、ラジエターを大型化して水温対策するとして、ただでさえ油温が高いこの車はエンジンオイルクーラーを追加する事が必須なのですが、もうオイルクーラーを置く場所がありません…。
エアコンレスならラジエター前にあるエアコンコンデンサーを外せるので、ターボ化するならエアコンをあきらめるのがベターかもしれませんね。
もしくはバンパーのタイヤ前部分にダクトを設けて、オイルクーラーをタイヤ前に設置するかなのですが、その場合はバンパー内、エンジンルーム内のエアーの流れが変わるため、かなりキチンとしたダクトを設置する必要があるため大変です。
もしくは何と言うのか正式名称が分かりませんが、ボンネットのキャッチャーが付いている細いフレームを切って、ラジエター、インタークーラー、オイルクーラーをすべて斜めに重ならないように設置するかですが、それはそれで大仕事になりますから、どう転んでもこの車のターボ装着は大変ですね(苦笑)