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2025年10月18日
アルピーヌA110Rに、車高調やAPレーシングを装着しました。 記事詳細
 ■アルピーヌA110Rに、車高調やAPレーシングを装着しました。 拡大写真 

アルピーヌA110Rに、デッキ製車高調やAPレーシングを装着しました。

軽量で速い車の代名詞の1台「アルピーヌA110」ですが、今回は特別仕様車を除くと最もハードなRの登場です。

足回りはデッキ製の別タンク式車高調とし、ノーマルが持つ乗りにくさを払拭しています。試運転をした感じでは、僕が知る限り最もコーナリングスピードが速い部類の車に仕上がっていて、怖いくらいです。
ただ、不安な動きをしないため攻める事は可能ですから、オーナー様には高い進入速度に慣れていただく必要はあるものの、安全にサーキットやスポーツ走行は楽しんでいただけると思います。

軽量車ですがブレーキは重要で、軽量車だからこそ、誰よりも奥まで突っ込めるようにしたいのです。
ゆえに今回は、フロントにAPレーシングPRO5000R+355mmガーランドローターを、リアにはガーランド355mmビックローターを投入しましたから、進入でインをさせる車はあまりいないと思います。

今回はA110の鬼門的な触媒も交換し、それに合わせてECUも書き換えしましたので、直線の速さも僕のA110とは別物です。

今回はこんな車に乗りたいな、と思いながらチューニングしましたので、とても楽しく仕事が出来ました。
 ■アルピーヌA110Rに、車高調やAPレーシングを装着しました。 拡大写真 

フロントブレーキは6POTとしました。
6POTの方がロック寸前の繊細なブレーキコントロールが可能となるためで、結果的に短い距離で止まる事が可能となります。
フロントブレーキは6POTとしました。
6POTの方がロック寸前の繊細なブレーキコントロールが可能となるためで、結果的に短い距離で止まる事が可能となります。
 ■アルピーヌA110Rに、車高調やAPレーシングを装着しました。 拡大写真 

リアローターはミッドシップのためフロントと同じ355mmとしました。アルピーヌA110はノーマルで前後同じローターサイズか、少しリアが大きい方が良い感じなのですが、今回オーナー様は初A110なので、少し安定志向とし前後355mmとしました。
リアローターはミッドシップのためフロントと同じ355mmとしました。アルピーヌA110はノーマルで前後同じローターサイズか、少しリアが大きい方が良い感じなのですが、今回オーナー様は初A110なので、少し安定志向とし前後355mmとしました。
 ■アルピーヌA110Rに、車高調やAPレーシングを装着しました。 拡大写真 

車高調は全長調整式、かつアッパーマウント部はピロとして、脚が正確に動くように配慮しています。
マウント部がゴムの場合は足の動きが逃げてしまうため、限界コントロールがしにくくなりますし、普通に乗っている時にもスポーツカーを感じにくくなります。

逆を言えば、アルピーヌをツアラーとお考えのオーナー様でしたら、ここはゴムとして、乗り心地に留意するのもアリだと思います。
車高調は全長調整式、かつアッパーマウント部はピロとして、脚が正確に動くように配慮しています。
マウント部がゴムの場合は足の動きが逃げてしまうため、限界コントロールがしにくくなりますし、普通に乗っている時にもスポーツカーを感じにくくなります。

逆を言えば、アルピーヌをツアラーとお考えのオーナー様でしたら、ここはゴムとして、乗り心地に留意するのもアリだと思います。
 ■アルピーヌA110Rに、車高調やAPレーシングを装着しました。 拡大写真 

ノーマルは破損する恐れがあるという事で、スポーツ触媒に交換しました。

このままではチェックランプが点灯してしまうので、デジタルスピード製のECUデーターに書き換えを行いました。
今回はミッションのデーターも交換しましたが、ノーマルの滑った感じが無くなり、フィーリングは上々ですから、ECUをノーマルとしてエンジンを保護しつつ、ミッション側だけデーターを書き換えするのもアリに感じました。

今回のECU書き換えにより、350PS、トルク41kg程度の出力が望めますから、費用対効果は十分です。
ノーマルは破損する恐れがあるという事で、スポーツ触媒に交換しました。

このままではチェックランプが点灯してしまうので、デジタルスピード製のECUデーターに書き換えを行いました。
今回はミッションのデーターも交換しましたが、ノーマルの滑った感じが無くなり、フィーリングは上々ですから、ECUをノーマルとしてエンジンを保護しつつ、ミッション側だけデーターを書き換えするのもアリに感じました。

今回のECU書き換えにより、350PS、トルク41kg程度の出力が望めますから、費用対効果は十分です。
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