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2021年01月27日
MARCH & NOTE Circuit Trial用 APレーシングブレーキキット 記事詳細
 ■MARCH & NOTE Circuit Trial用 APレーシングブレーキキット 拡大写真 

マーチとノートのワイメイクレース「MARCH & NOTE Circuit Trial」の改造車クラス用のブレーキを作っています。

レギュレーションで、ローターは直径300mm以下、キャリパーは6POTまでと厳格に規定されていますから、当然それにそったブレーキキットとする必要があります。

6POTキャリパーはもう少し大きなローターサイズでないと、ローターに占めるパッドの面積が大きくなりすぎて唐突な効きになってしまいますから、レース用のPRO5000Rの4POTキャリパーとしますが、問題は300mmのローターで、私たちの標準ラインナップにフロント用として使えそうなローターが無いため専用設計しました。

フロント用ローターは厚ければ厚い方が熱に有利で、安定したブレーキにする事が出来ますので、せっかく専用品にする事ですし28mm厚としました。
この厚みなら仮にもてぎを走っても安心できるはずです。

ローター直径は300mmぴったりに作ってしまうと、熱膨張した際にレギュレーション違反となってしまうため、膨張後のサイズを考慮し298.5mmとしました。
このサイズなら走行中もレギュレーション違反となる事はありません。おそらく確認時に300mm以下なら良いと思うのですが、ぴたり寸法ですと錆びたりしてもオーバーしてしまいますし、1.5mm直径が小さくても効きやフィーリングに影響はないので、念には念を入れました。

PRO5000R4POTと、ガーランド298.5mm−28mmの組み合わせなら、他のエントラントに対し十分なアドバンテージを築く事が出来ると思います。

レースのHPはこちらです。興味のある方はご覧ください。
https://mn-ct.net/
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