■GRヤリス用 車高調整サスペンションを発売します。 拡大写真
GRヤリス用 車高調整サスペンションを発売します。
GRヤリスはノーマルでもかなり高い完成度の足回りとなっていますが、比較的柔らかめのばねを使い、アウト側をバンプラバーでロール制御するやり方なので、インリフトしやすくリニアさに欠けるところがあります。
よりリニアに、かつ楽しく速い車にするには、やはり足のチューニングは必要不可欠だと思います。
ノーマルタイヤとホイールを前提とした場合、ストリート+サーキット用の車両に仕上げるとすると、フロント9k、リア12.5kがベターに思います。
ちなみにノーマルはざっくり前後4kのばねを使い、リアの方がバンプラバーによるバネレートの増加が大きく、インリフト気味なのと相まって、姿勢制御を外すと結果としてオーバーステアが強い車になっています。
そのオーバーを消すためなのか、操安性を上げるためか、フロントよりリアキャンバーが大きくネガティブとなっていますので、出来たらリアのキャンバーをより立てて、フロントはより寝かす方向(ネガティブ)としたいです。
デッキではフロントはショックアブソーバーの付け根の位置変更で、20mmダウンで3度となるようにしていますが、リアは悲しい事にノーマルでは調整できないため、変更せずの2度半となっています。
調整式のアームを作ろうかとも思いましたが、今後、色々なところからアームが出てくることが予測できるので、第一段階はノーマルのままとしましたが、フロントはしっかり感を出すためクスコ製のピロアッパーを装着しました。
リアのキャンバーを立てる事が出来れば、リアのばねはより柔らかく出来るため、乗り心地には有利になっていくと思います。
9k、12.5kのバネレートは、バンプラバーを使わない状態でバランスさせた数値ですが、乗り心地を重視するなら、リアのバンプラバーを使う方向にしてリアのバネレートを下げると、ストリートでの乗り心地は良くなっていきますが、バンプラバーに当たった時点から、インが伸びていく事でロール進行しますから、高速コーナーでは少し怖いですし、リアのレスポンスが悪くなるので、走りだけを考えると少し劣ると言えます。
ただ、そこのバランスを取るのがチューナーの仕事なので、ご要求はどんどんぶつけてください。真剣にお応えします。
乗り心地重視でサーキットと両立するなら、フロント8k、リアは8〜9kくらいとしてバンプラバーを併用すると良いと思います。
ストリート快速ならフロント6k、リア5k+バンプラバーのセッティングが良いと思います。
タイヤを太くし、浅いオフセットのホイールで、サーキットだけの運用となるなら、フロント14k、リア16〜17kあたりになると思います。
タイヤが太くなるとアンダーステアが出にくくなるため、リアのバネレートは相対的に下がる傾向になってきます。
これらのバネレートは私たちの車高調以外でも、おおむね外れないでしょうから、バネレート選択にお役立てていただけたらと思います。
GRヤリス 4WDターボ用車高調 税抜き価格
725,000円 リアのみ別タンク付き
475,000円 別タンク無し
■GRヤリス用 車高調整サスペンションを発売します。 拡大写真
フロント車高は20mmダウンで、フェンダーとタイヤのクリアランスは指2本と言う感じです。
これ以上下げると、欲を言うとキャスターを立てる方向にジオメトリーを変更したくなり、そこそこ大掛かりな作業が必要になるため、20mmダウンと言うのは走りと見た目のバランスが良いと思います。
また、スタビはこの車高でも張り気味になるので、デッキでは車高調ダンパーの装着部を移動できるようにしています。
ダンパーの位置が変えられない場合は、長さを変えられるスタビリングが欲しいところです。
フロント車高は20mmダウンで、フェンダーとタイヤのクリアランスは指2本と言う感じです。
これ以上下げると、欲を言うとキャスターを立てる方向にジオメトリーを変更したくなり、そこそこ大掛かりな作業が必要になるため、20mmダウンと言うのは走りと見た目のバランスが良いと思います。
また、スタビはこの車高でも張り気味になるので、デッキでは車高調ダンパーの装着部を移動できるようにしています。
ダンパーの位置が変えられない場合は、長さを変えられるスタビリングが欲しいところです。
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リアも同じく20mmダウンとしました。指1本ちょっとと言うクリアランスです。
リアはマルチリンク式のサスペンションで、車高ダウンのよってブッシュにテンションがかかるので、リアの車高もこのあたりが良さそうです。
もちろん、ばねを固くしサーキット走行だけを目的とするなら、足が動かなくなるため前後共にもっともっと下げる事は出来ます。
フェンダーにタイヤがかかるような車高のヤリスも見てみたい気はします。
リアも同じく20mmダウンとしました。指1本ちょっとと言うクリアランスです。
リアはマルチリンク式のサスペンションで、車高ダウンのよってブッシュにテンションがかかるので、リアの車高もこのあたりが良さそうです。
もちろん、ばねを固くしサーキット走行だけを目的とするなら、足が動かなくなるため前後共にもっともっと下げる事は出来ます。
フェンダーにタイヤがかかるような車高のヤリスも見てみたい気はします。
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リアばねの上側保持部は、本当ならアジャスターとしたいところですが、ノーマルのゴムインシュレーターを使うとその分内径が太くなり、アジャスターの肉厚が薄くなってしまい個人的に心配なので、ばねごと車高ごとに厚さの違うスプリングシートを使う方式としました。
異音を気にしなければ、インシュレーターを外す事で肉厚を確保したアジャスターを作れますので、バリバリのサーキット派ならそれもアリに思います。
リアばねの上側保持部は、本当ならアジャスターとしたいところですが、ノーマルのゴムインシュレーターを使うとその分内径が太くなり、アジャスターの肉厚が薄くなってしまい個人的に心配なので、ばねごと車高ごとに厚さの違うスプリングシートを使う方式としました。
異音を気にしなければ、インシュレーターを外す事で肉厚を確保したアジャスターを作れますので、バリバリのサーキット派ならそれもアリに思います。
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車高が落ち、キャンバーが寝る事で、ノーマルホイールではこの通りタイヤが奥に引っ込んでしまいカッコ良くないです…。
車検の事を無視すれば、フロントは30mm、リアは20mmくらいのスペーサーを入れてツライチになる印象で、リアのキャンバーを立てるなら、リアは15mmスペーサーと言ったところです。
車高が落ち、キャンバーが寝る事で、ノーマルホイールではこの通りタイヤが奥に引っ込んでしまいカッコ良くないです…。
車検の事を無視すれば、フロントは30mm、リアは20mmくらいのスペーサーを入れてツライチになる印象で、リアのキャンバーを立てるなら、リアは15mmスペーサーと言ったところです。