APレーシング ブレンボ ブレーキキャリパーキット、オーリンズ車高調等の販売、ワンオフ制作。自動車レース チューニング メンテナンス 車検
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2021-12-01.
Cz4A エボ10のタービンブロー
エボ9まではあまり起こらなかったタービンブローですが、エボ10になってからは頻繁に起こっています。
やはりWRCのホモロゲモデルで無くなったのは大きいのかもしれません。

タービンブローが起きてしまったお客さんと話をしたり、原因を探っていくと下記のような場合に多く起きるようです。

・ブーストアップ
これはそうですよね。ブーストアップ=タービンの回転上昇ですから。

・エアクリーナーの不良
エアクリーナーが詰まる、ごみを吸ってしまうのはご法度です。正直エアクリーナーを変えてもそんなに多くのパワーを稼ぐ事が出来ませんから、ノーマルが安全に思います。

・インタークーラーパイプの不良
インタークーラーパイプからエアリークしていると、タービンの回転数はどんどん上がってしまいますから故障しやすくなってしまいます。

・触媒のつまり
触媒が詰まる事で排気圧力が上がりますから故障しやすくなります。

・ブローバイのホースやPCV不良
これらが故障すると、タービンの中にオイルが流れる事があり故障する事があります。

・オイル交換不足
 昔より管理が楽になったとはいえ、やはりターボ車はまめなオイル交換が必要です。

これらを書いていて思ったのは、ブーストアップ以外はメンテナンスに起因しますので、メンテナンスは故障予防と考えてした方が良いと思います。
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2021-11-30.
NDロードスターにAPレーシングのブレーキを装着しました。
ND5Cロードスターに、APレーシングの4POTキャリパーを装着しました。

今回装着したキャリパーはCP7600と言う小型のキャリパーで、ロードスターなど1トンクラスの車両にベストマッチなものです。
ローターはガーランド2ピースローターの300mmとしました。

ただ前だけ交換するとリアが効かず、すぐにフロントがロックしABSが介入してしまい、制動距離も伸びますし、長い時間ハーブブレーキとロックアップを繰り返すことになるためブレーキも異常に発熱してしまいますから、リアも強化する必要があります。

とは言え、リアキャリパーはサイドブレーキが内蔵されており、キャリパーの交換が困難なため、ノーマルキャリパーを流用したビックローターとしました。
この場合、フロントのAPに対しリアはノーマルキャリパーなので、キャリパーの効きは前よりとなりますから、リアローターはフロントより大型なものとし、前後バランスの最適化をはかります。
今回リアは315mmとしました。

真綿を絞めるように正確に沈み込むように効くブレーキになってくれました。

今回のキットは下記になります。
フロント:CP7600システムキット 375000円
リア  :ガーランドビックローターキット 145000円

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2021-11-29.
レクサスRCFのチューニング
トヨタのフラグシップクーペ レクサスRCFのチューニングの依頼を受けました。

試運転した感じはスポーツカーと言うよりは、おじ様のデートカーと言う印象で、かなりぽよんぽよんする印象でした。
可変ダンパーを固くしていってもぽよんぽよんはそれなりに残り、突き上げ感だけが増していく感じなので、バンプストップをストローク前半から当てていると予測されます。

ただ、ノーマルの減衰力を測定するとマックス付近はかなり固く、比較用の社外車高調よりも固いくらいなので、バネレートはかなり柔らか目ではないかと想像されます。

ビシっとした安定感と、素直なハンドリングと、上質感をバランスさせるのは大変な車な予感がします(苦笑)
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2021-11-28.
GRヤリスに車高調、クスコのアームなどを装着
GRヤリスに車高調等々を装着しました。

GRヤリスは、前後バランスをすり合わせるのに毎回苦労する印象で、今回もリアのスタビリティとフロントのスタビリティを合わせていくと、フロントの乗り心地が悪くなるため、そこのすり合わせに苦労しました。

ただ今回はリアにクスコのアームを投入する事が出来たため、リアキャンバーの調整が出来るようになり、乗り心地の確保は楽でした。
ノーマルの場合はキャンバー調整が出来ず、少し車高を下げると2度半ほどのネガティブキャンバーになってしまうため、アンダーステアを防止しようとするとリアばねレートを上げざるを得ませんから、乗り心地の確保は難しいのです。

今回はリジカラも装着しましたが、これが位置が合わず苦労しました。三か所の位置出しをすると必ず一か所は数ミリずれるため、1か所のリジカラは少し小さく加工し装着しました。
理屈的には3か所位置が出ていれば、よほどずれる事はないため良しとしましたが、ヤリスはこのあたりの剛性が足らずすでに変形が始まっているのかもしれません。
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2021-11-21.
Z33 ニスモ380RSのクラッチ交換
Z33ニスモ380RSは、ニスモによって3800ccに排気量アップされたエンジンを搭載する日産チューンの限定車で、当時のGT500のレギュレーションに合わせるための専用エアロまで装着されていた、ガチなホモロゲーションモデルです。

とは言っても、そこそこのご老体なので今回はクラッチ交換をメインに作業させてもらっています。
今回はエキマニも一緒に交換しているため、ミッションの脱着は比較的スムーズでしたが、ミッションだけ脱着する場合、排気管が邪魔をするのでクラッチ交換は大変な部類の車です…。

また、この車両はクラッチフルードのエア抜きがうまくいかないので、スムーズにいくと良いな…と祈っています(苦笑)
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2021-11-15.
アルファロメオ 4C用ローターの登場
車マニアご用達の車屋さん「畑野自動車」さんより、アルファロメオ4Cのブレーキローターの制作依頼をいただき、お送りいただいたローターを採寸していると、一つの事に気が付きました。
そう、すでに制作実績があり図面もテストも行っているのです…。

畑野自動車さんわざわざお送りいただきすみませんでした。あまりにマニアックな商品と車両ゆえに忘れていました…。

と言う事でアルファロメオ4C用のビックローターキットとノーマルサイズの軽量ローターをラインナップに加えました。

もし、よろしければこちらのページをご覧ください。
少し詳しく書いてあります。
https://deck-japan.co.jp/pnews/?DOC_NO=20211115121642&ACTION=DETAIL

税抜き価格は下記のとおりです。
ビックローターキット
フロント:165000円
リア  :165000円

軽量ローター
フロント:155000円
リア  :145000円
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2021-11-14.
R35GTRの水漏れ
新しいと思っていたR35GTRも10年選手が多くなり、それに伴ってトラブルも見受けられるようになってきました。

今回はラジエター冷却水の漏れで、樹脂タンクの接合部分から漏れていました。
こういった樹脂タンクは外車は以前から多く採用されており、外車の水漏れの原因となっていましたが、国産車でも同様にここは破損しやすいようです。

こういったものがダメとなると、なんとなくラジエター本体の樹脂部分もすぐにダメになりそうなので、ラジエターも交換したいのですが、さすがGTRは値段が高いので今回は見送りです(苦笑)
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2021-11-13.
BMW Z4Mに弊社製車高調整サスペンションを装着しました。
タダのZ4ではなく、M3と同じ直6エンジンを積むZ4Mクーペに弊社製の車高調整式サスキットを装着しました。

ターゲットはサーキット走行という事なので、デッキの得意分野なのですが、初めていじる車だけにセッティングは四苦八苦してしました。
とは言え、その甲斐あって極めてうまく出来たと自負しています。

現状ノーマルサイズのタイヤですが、今後前後通しサイズにしてフロントタイヤの負担を減らしていく予定なので、それを見越し現状では少しアンダーにセッティングしていますが、それでもミニサーキットではそこそこのタイムで走っていますから、今後の煮詰めをする事でM3を食えるのではないか?と期待しています。

軽くてホイールベースが短いZ4に、重いけどホイールベースが長く唐突な動きをしないM3ではどちらが速いのか、今から興味津々なんです。
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2021-11-11.
NAロードスターのメンテナンス
日本が生んだ名車の一台NA型ロードスターのメンテナンスをしています。
ライトウエイトスポーツの楽しさを凝縮したような車で、今でも根強い人気がある車ですが、最近さらに人気が高まっているように思います。

とは言え、まあまあなおじいちゃん(おばあちゃん?)車なので、各部のメンテナンスは必須です。

今回はアームのブッシュや、ドライブシャフト、タイロッド等のブーツや、交換できるボールジョイントを新品としました。

その効果は絶大でふにゃふにゃだったステアフィールも乗り味も、びしっと安定感のあるようになりました。

いつまでも乗っていて欲しい車ですね。
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2021-11-07.
NDロードスター RFにAPレーシング&ビックローターを装着。
NDロードスターのタルガトップ版のRFに前後ブレーキチューンをさせていただきました。

フロントはAPレーシングの小型4POTキャリパー「CP7600」に、305mmガーランド2ピースローターを組み合わせ、リアはガーランドビックローター315mmにて前後バランスを整えました。

ロードスターはリアキャリパーの交換が困難なので、リアはビックローター化で前後のブレーキバランスを合わせこむのですが、フロントのAPに対しリアキャリパーは貧弱なので、リアローターの方が大きくなるのですよね。

キチンと前後バランスを合わせこんだロードスターは、車両重量の軽さも相まってブレーキング番長になってくれました。

今回のキットは
フロント:37万円
リ  ア:145000円
(共に税抜き)
となっています。
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2021-10-22.
スバル WRXにAPレーシングの6POTきゃりぱーを装着しました。
スバル WRXにAPレーシングの6POTキャリパーを装着しました。

個人的にスバル車は車体やエンジンのパフォーマンスに対し、ブレーキパフォーマンスは低めに思いますので、ブレーキのアップグレードは走りの質感も上がりますし、お勧めなチューニングです。

今回装着したのはCP9040キャリパーで、ストリート用にダストブーツも装着している反面、鍛造ボディーをおごられていて、スポーツ走行にもバッチリ適合しますから、ストリート重視のユーザーさんにはお勧めです。

もちろん、WRX以外の第2世代GTRやランエボなどにもバッチリ適合しますので、APレーシングへの第一歩としても使いやすいキャリパーです。

https://deck-japan.co.jp/products/?DOC_NO=20200419164207&ACTION=DETAIL
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2021-10-09.
V35 スカイラインクーペのアライメント
Z33よりもホイールベースが長く、それが運転のしやすさ、速さにつながっているのが実はV35スカイラインだと思います。

今回は脚をやり直したので、アライメントを見直しました。
フロントはキャンバー調整がノーマルのままではできないため、アッパーアームを交換し走りに振ったキャンバーへと変更します。

この車はFRのわりにはネガティブ感キャンバーは強めがよさそうです。

今更ですが、最近になって濃くZ33やV35のチューンをしているのですが、とても素直で乗りやすい良い車たちで、多くのオーナーから愛されているのがよく分かります。
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2021-10-07.
NA6CE ロードスターのショックのオーバーホール
もう20年位前に作ったNA6CEロードスター用のショックです。
この頃はビルシュタインを分解して中身を入れ替え、減衰力を合わせてキット化していました。

その後、全長調整のブームが来て、私たちも独自でアジャスターを作ったりしていましたが、コストも高くなり、結果として販売価格も高くなっていったので、昔ながらの車高、仕様決め打ちのサスキットも今だから良いかもしれませんね。
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2021-10-05.
Z33用のクスコのピロアッパーは注意が必要です。
Z33 フェアレディZのフロントに関してですが、ノーマルアッパーを使った車高調もしくはサスキットを、クスコのピロアッパーに置き換える場合、10〜20mmくらい車高が下がってしまうので注意が必要です。

全長調整で調整幅があれば調整すれば良いのですが、そうでない場合は車高が落ちる前提で使う必要があります。

自分へのメモ的なブログでした(笑)
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2021-10-01.
NA6CE ロードスターにFC3Sのキャリパーを流用。
NA6CEロードスターにFC3Sのキャリパーを流用しました。

NA6CE、NA8Cロードスターのノーマルキャリパーは一言で言って貧弱です…。その貧弱さを少しでも解決するべく、中古のFC3Sのブレーキを流用装着しました。

効きは格段に良くなりますので、ストリートと言う事ならこれもアリな選択ですね。
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2021-09-30.
R33スカイラインにカナードを装着しました。
R33スカイラインにカナードを装着しました。

カナードは大きく分けて、走行風を整流し流したいところへ効果的に風を流す目的と、渦や乱流を発生させてエアカーテンのように使う目的の2種類になります。

今回、お客さんが持ち込まれたのは後者よりのコンセプトのカナードでしたので、なるべく空気を整流しないように装着しました。

うまくつければサーキットでは武器になるパーツですよ。
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2021-09-27.
FD3S RX7の純正触媒はまだ新品が買えます。
RX7でサーキット走行すると「消耗品?」と言うような印象になってしまう触媒ですが、まだ高いですが純正品が取り寄せできます。

個人的な印象ではメタル触媒よりは長持ちするので、耐久性重視なら純正触媒がおすすめです。
排気音も静かですしね(笑)
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2021-09-26.
GRヤリスに車高調とブレーキを装着しました。
現在、最も熱いスポーツカーがGTヤリスだと思いますし、それを裏切らない性能を発揮しているのも事実です。
ただ、そんなGRヤリスもやはり市販車なので、スポーツ走行を主体に考えるとブレーキとバネレートの不足は感じてしまいますから、今回はその両方をアップグレードしています。

ノーマルブレーキは前後のバランスがいちじるしく前寄りのため、チューニングする場合も、フロントは熱容量確保の意味合いが強いのですが、リアはかなり大幅に制動力を増してやった方が結果が多いです。

今回はAPレーシングの6POTと4POTキャリパーを使い、前はガーランドの365mm、後ろは332mmとしました。
ローター厚さは前36mm!!、リアは28mmとし熱容量を大幅に上げています。

脚はデッキのオリジナルですが、ストリート+たまにサーキットという事で、バネレートは前8k、後ろ9kとしました。
このレートならストリートの乗り心地はノーマルと大差なく、サーキットではかなりの速さでラップする事が出来ます。

発売から約1年が経ち、そろそろオリジナリティーあるヤリスも増えてきましたね。
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2021-09-25.
CZ4A エボ10の車検整備+アップグレード
CZ4A エボ10の車検整備をしています。

新しい車だと思っていたCZ4A エボ10も、初期型だとすでに14年が過ぎており、メンテナンスを行う必要がある車ばかりとなっています。

今回の車両も、エンジンオイルのにじみや漏れがあり、かつブレーキパッド等も消耗しており、それらを補修ないし新品交換する必要がありましたから、一通りのメンテナンスをさせてもらい、エンジンルームや下回りも出来る限りきれいに掃除しました。

また、「高速道路で現在装着中の車高調だとふらふらして怖い。」との事でしたので、中古ベースとはなりますが私たちが制作する車高調へと交換させてもらいます。

今は星の数ほどの車高調がありますが、毒を吐かせてもらうと、ノーマルの方が全域良いのでは?と思えるものがほとんどです。
信頼できるプロショップで相談しながら購入する事が良いと思います。
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2021-09-16.
Z33にLSD装着。
Z33 フェアレディZにLSDを装着しています。

FR車のスポーツ走行に必要不可欠と言えるのがLSDで、LSDが装着されていないとダイナミックな走りをしても、前に進まないという悲しい状況に陥ります。

ただ社外の機械式LSDの場合はイニシャルや効きをきちんと調整しないと、「雨降ったら超怖い」、「ただただプッシュアンダーが出る」、「曲げるのに一苦労」と言ったネガティブ要素が目立つようになってしまうので、セッティングは重要で、経験上クスコさんやATSさん等のLSDを工場出荷時そのままで良かったことはありません…。
LSDメーカーさんがきちんと仕事をしていないわけではなく、効きを体感しやすくするため、効きすぎなセッティングにしてあるように思います。

逆に個々の車両の仕様、使用用途に合わせてセッティングすれば、無しでは走れない!となるのがLSDなので、一家言のあるお店で装着する事をお勧めします。
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2021-09-15.
ダンパーストローク規制用のパッカーを作りました。
バンプストップラバーが当たるポイントを変更するためのパッカーを作りしました。

バンプラバーを有効に動かすためには重要なパーツで、お客さんに「いいよいいよ」とあげているとすぐに無くなってしまいます(苦笑)
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2021-09-02.
ビルシュタインをショートストローク化をしました。
左と右でストロークが違っているのがお分かりだと思います。

左の長いままですと、固いばねに交換し車高を同じに合わせるとばねが遊んでしまうため、右のようにショートストローク化し遊びを防止します。

全長調整ダンパーだとアジャスターで調整すればよいですが、一般的な車高調ダンパーの場合は、分解してストローク変更する必要があるのでばねの交換も大変です(苦笑)
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2021-08-31.
デトマソ パンテーラにOHVエンジン搭載完了。
デトマソパンテーラのエンジン換装が完了しました。
やっぱりパンテーラにはフォードV8 OHVエンジンが似合いますね(笑)

とは言え、クラッチハウジングの加工や、エンジンマウントの加工、オーバーヒート対策など、内容はてんこ盛りでした。

そのかいあって、ドロドロとしたV8サウンドも抜群の雄叫びを上げています。
いや〜カッコいい!!
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2021-08-30.
マークX GRMNのアライメント調整
マークX GRMNのアライメント調整をしています。
と言っても、この車両は前後ともトーインしかいじる事が出来ないため、キャンバーを調整するためにはアーム等の交換が必要になりますから、アライメント調整をするために多くのパーツを交換する事になります。

市販車の場合、標準とされているアライメントは、コーナーでの走り味が良くなるように設定されているわけではなく、タイヤが片べりしないとか、直進安定性が良くなるようになっているので、走り好きには不向きと言ってしまっても良い気がします。

これはポルシェなどでも同じことが言えるので、走り好きの方、サーキット派の方はそれ向きのアライメントとする事で、とてもしっくりくる車にする事が出来ますから、是非お勧めしたいチューニングです。
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2021-08-21.
V35 スカイラインクーペにAPレーシングのPRO5000Rを装着しました。
巷で人気が出つつある?V35スカイラインクーペでに、APレーシングのPRO5000Rキャリパーを装着しました。

レース用のキャリパーなので、パッドがキャリパー内で遊んでカタカタ音がするなど欠点もありますが、ブレーキのタッチ、フィールは最高で今一番おすすめのキャリパーです。

ノーマルブレンボは開いているのか、ノーズダイブさせるのも難しいシーンがありましたが、これで安心のブレーキになってくれるはずです。
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2021-08-16.
NA6CEロードスターのミラー交換
30年くらい使っていた社外のミラーが破損したため、同じメーカーにオーダーを入れようとするもメーカーさん自体がなくなってしまっていたため、他のミラーを探す事にしました。

幸いにもNA型ロードスター用のミラーは、未だ多くのメーカーさんから販売されていたためさほど苦労することなく次のミラーを見つける事が出来ました。

今回装着したのはロードスターには定番の砲弾型ミラーで、ラナバウトと言うメーカーさんのものになります。

このミラーは完全ボルトオン設計なので、何の加工も無く装着できる優れものなのですが、経験上こういったミラーは助手製側のミラーが、そのままの位置では見にくいため、ミラー位置を標準位置より少し前進させました。
マツダチューンドのM2 1001もやっている確実な方法と言えます。

これによってすごく助手性も見やすくなりますが、標準位置の穴が残ってしまうため、板金塗装を行い、さも最初からここに付いているように仕上げました。

手間と時間とお金はかかりますが、車両の完成度はぐっと上がりました。
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2021-08-08.
FC3Sは良いですね。
5ナンバーサイズのスポーツカー FC3S型 RX7です。

1.2トン程度の車重に、ブーストアップすれば250馬力程度はすぐ出るエンジンは、最速を狙うのでなければ最高に面白い組み合わせだと思います。

たしかポルシェ964もこのくらいの組み合わせでしたね。

個人的にツボなのは埋め込みヘッドライトになっている部分で、標準のリトラライトも好きですが、FC3Sのチューニングカーと言えば、やっぱり埋め込みライトは外せません。

強烈に欲しい一台です。
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2021-08-01.
G29型Z4にM8のブレーキを流用しました。
BMW Z4 G29型に、同じBMWのM8のフロントブレーキを装着しました。
そのままでは装着出来ないので、キャリパーブラケットを新規製作しております。

しかし大きなブレーキですね。
ローターは約400mmもあります(笑)

素材や熱処理はサーキット向けのそれとは違うため、サーキット走行ではこんなに大きくても開いたりするのでしょうが、ストリート走行なら十二分に思いますし、ここまで大きいと素直にかっこいいです。
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2021-07-29.
今日はZ33に中古のAPキャリパーを装着しました。
かれこれ4か月くらい待っているクスコのLSDの納期が近づいてきたので、フロントブレーキの交換を行いました。

ローターやブラケットは新品ですが、キャリパーは常連さんから格安で譲り受けた、中古のAPレーシングの6POTです。

中古ですがそこは天下のAPレーシングですから、ノーマルとは比較にならない高性能を堪能できます。

しかし、Z33と言えば人気車種のような気でいましたが、結構多くのパーツが欠品していて、昨今のスポーツカーを取り巻く環境の厳しさを痛感しました…。
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2021-07-25.
Z33用インタークーラーの修理が完了しました。
HKSのボルトオンターボに付属していたインタークーラーですが、事故によって穴が開いてしまいました。

インタークーラーとしてのパーツはすでに廃盤のため、コア部分を交換しようとしましたが、コア部分も残念ながら廃盤…。
開いている穴を溶接でふさごうとすると、インタークーラーチューブのかなりの段数が無駄になってしまうため、レースでお世話になっていたメーカーさんに新規製作をお願いする事にしました。

コアからワンオフする事になるので、果たしてどんなレーシーな(手作り感満載?)インタークーラーになるかドキドキしていましたが、案外と普通にできたのでホッとするやら寂しいやら(笑)

コア部分はキット状態よりも一気に高性能化出来ており、基本GTカーに使うものと同等性能なので、気分はGT300のZ33が生まれる事になりました(喜)
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2021-07-24.
GR Garage 東京三鷹様が代理店になってくださいました。
GR Garage 東京三鷹様が代理店になってくださいました。

GRガレージさんはトヨタディーラーさんが経営なさっているショップさんなので、まさにノーマルからチューニングまでお任せできる心強いショップさんです。
トヨタ車にお乗りの方は是非一度ご来店なさってはいかがでしょうか?

GR Garage 東京三鷹様
東京都三鷹市野崎4-7-10
電話:0422-39-6586
FAX:0422-39-6587
営業時間:10:00〜18:00
定休日:火曜日 ※一部、特別
https://www.toyota-mobi-tokyo.co.jp/shop/25H
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2021-07-21.
ST185セリカ用の車高調が完成です。
ST185セリカ用にワンオフ製作させていただいた車高調が完成しました。

フロントには弊社自慢の別タンクも装着し、路面凹凸への追従性を高めると共に、ばね等の固有振動をきれいに収束させる事が出来ます。
乱暴に言ってしまえば、グリップが抜けずに変にはねないと言う感じです。

お客様がセリカのエンジンルームは狭いのでタンクが付くかご心配なさっていましたが、確かに狭く通常のやり方では装着できず、アッパーマウント部にスペーサーを入れたりして、ようやく装着できました。

しかし、若い時にあこがれた車はいつになってもワクワクしますね。
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2021-07-16.
FD2シビックのオーリンズを仕様変更しています。
FD2シビックのオーリンズを仕様変更&オーバーホールしています。

発売当時はシビックとしては大きいとか、セダンのシビックなんてとか言われたFD2ですが、今見るとコンパクトでかつとてもスポーティーに見えてしまいます。

このお車にはオーリンズがすでに装着されていますが、オーバーホール時期と言う事と、峠ではねてしまうとの事で仕様変更をさせていただく事になりました。

オーリンズはリニア特性のピストンバルブを用いているのと、ニードル式の減衰調整機構を用いているため、基本的に微速の減衰力は不足がちで、そのため大きな入力が入ると「ふわんふわん」と動き、それよりもさらに入力が大きくなると今度は「ビョンビョン」と動くようになりますから、街乗りはコツコツしますが下の減衰を出してやることで、ピストン速度の速い部分を使わないようにしてあげると、高速走行や峠で安定性の高い車となってくれます。

サーキットは路面が平たんなので、減衰が無くても良いと言う方もお見えですが、そうなると切り替えした時や追操舵をした時に車が不安定になるので、やはり微低速の減衰は重要です。
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2021-07-15.
BMW Z4にM8のブレーキを流用
BMW Z4に、同じくBMWのM8のブレーキを流用しています。

これでもか!という大型のキャリパーに、直径396mmのローターが組み合わさるので迫力満点です。

キャリパーが大きければブラケットも大きく、切削加工するにはチャッキングを工夫する必要があるくらいの大きさです。

ただ、パーツ代はBMWの「ソレ」でかなり高価なので、新品のAPレーシングが普通に買えてしまうので、中古などで入手しない限りは価格面のメリットはありませんね…。
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2021-07-13.
FD3Sのインマニを結晶塗装しました。
FD3Sのインマニを結晶塗装しました。

結晶塗装は塗装した後にヒーターで高温にする事で、表面に凹凸を付ける塗装の方法ですが、昔からヘッドカバーに施されることが多く、フェラーリなどはほぼ間違いなく結晶塗装のヘッドカバーになっています。

普通に塗装するよりも映えると言いますか、高級感があるので、エンジンルームのドレスアップには最適です。

今回はロータリーエンジンなので、ヘッドカバーではなくインマニに施しましたが、これはこれでカッコよくしびれる仕上がりになったので、お客さん共々萌えています(笑)
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2021-07-07.
ST185セリカにAPレーシングを装着
名車セリカST185にAPレーシングのブレーキを装着しました。

キャリパーは、たまたまCP5555の中古があったためCP5555に決定。ローターはいつものガーランドですが、ホイールに合わせて323mmと言う少し変わったサイズにしました。

ノーマルブレーキはお世辞にも良いものとは言えないので、これは性能面も見た目も大幅アップする良いチューニングになりました。
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2021-06-25.
ST185セリカの車高調制作
セリカST185用車高調の制作風景です。

別タンク取り出し口の設計変更に伴うショックブラケットの変更ですが、溶接作業が終わりましたのでメッキが終われば、車両に装着する事が出来ます。
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2021-06-24.
ST185 車高調ショックの制作。
ST185の車高調を製作しておりますが、なかなかに難航しています…。

今回はフロントに別タンクを装着するのですが、その取り出し口がボンネットと干渉してしまったので、現在設計変更をしております。

サクッと作りたかったのですが難航してしまいましたが、今度こそいけると思います。
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2021-06-23.
エボ9の車高調オーバーホール&プチメンテ
最近は段々と見なくなってきたCT9A型 ランエボ9のメンテナンスをしております。

弊社車高調のオーバーホールのご依頼です。
最近は本格的に走る事も無いと言う事で、少しストリート寄りにセッティング変更もしています。
車高調は、もう15年以上使用してくださっていますが、特に大きな不具合も無く作業終了です。

ただ、その他がなかなか…。
ドライブシャフトブーツの切れ、タイロッドエンドブーツの切れ等があり、これは交換する事にしてもらいました。

本当はゴムと言うゴム、消耗品と言う消耗品を交換したいのですが、莫大な費用がかかりますので今回は保留です。

ブレーキもまあまあのヤレ具合なので、本当はキャリパーも新調したいですね。間違いなく開いてそうなので…。

とは言え、長く乗るならいつかやらないといけない部分は、出来たら早めに作業なさった方が良いと思います。ちょこちょこと壊れ始めるとめげますので…。
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2021-06-21.
V35スカイラインクーペからZ33フェアレディーへ車高調を移植
V35スカイラインクーペを全長調整式ダンパーにアップグレードしたので、以前使用していたアミューズさんの車高調「改」をZ33フェアレディーへ移植しています。

当初のダンパーより、伸びはあまり変わらないもののの、圧側は3倍以上になっていて、サーキットでのスライドコントロールに幅を持たせています。

圧が固い方が姿勢を決めるのにテクが必要ですが、路面に対し車がきちんと追従するため、テクがある人にとっては乗りやすいです。

ぱたっぱたと動くのではなく、じわーと動くようになる感じですね。
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2021-06-20.
V35スカイラインクーペの車高調制作中
V35スカイラインクーペの車高調を製作しています。

今までのものは全長調整式ではなく車高の調整に縛りがあったので、今回は全長調整式で製作しています。

サーキットメインなのでダストブーツは省略しました。
寿命は確実に短くなるので良い事とは言えませんが、サーキット走行でのストローク量の確認をするには無い方が良いのですよね。

スカイラインクーペはZ33フェアレディと比べると、ロングホイールベースで少しストロークを大きくとっても乗りやすいですから、結果乗り心地も良くしやすくサーキットまでの移動が楽なので、案外お勧めの車だったりします。
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2021-06-17.
GRヤリス APレーシング ブレーキとワークのホイールを装着
GRヤリスも徐々にチューニングする方が増えてきました。
今回はAPレーシングのブレーキキットとワークのホイールへと交換です。

GRヤリスに限った事ではありませんが、どうも国産車の純正ホイールはオフセットが深くツライチからは程遠いものが多いです。
見た目がイマイチと言うのもありますが、トレッド拡大は乱暴に言ってしまうとコーナーリング性能向上とも言えますから、性能向上と言う意味でもホイール交換は意味があります。

ただ、あまりにホイールだけで外に出すと、キングピンオフセットの関係からハンドリングが悪化しますので、10〜15mmがおいしいところでしょうか。

今回はホイールにプラスし前後APレーシングのブレーキに交換しました。
GRヤリスは早期にABSを介入させ、姿勢制御装置と連動させるため、機械的なブレーキの前後バランスが悪く、正直ブレーキは良いとは言えないのでブレーキキットは真っ先に交換したいアイテムなのです。
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2021-06-06.
FD3Sの燃料ポンプ交換
個人的には、新しい車と言う印象のFD3Sも、もう30年近く前の車となってしまいました。(歳がばれる…)
当然経年劣化や不具合も多く発生してきます。

今回は燃料ポンプの交換ですが、容量アップを狙ってサードの255Lのものとしました。400馬力程度のFD3Sですから200Lでも容量は足りますが、200Lも255Lも値段があまり変わらないため255Lとしました。

懸案事項はポンプ容量が増す事による作動音の大きさですが、ハッチバックのFDですが気になる音量ではなかったので一安心です。

ただ社外のポンプは純正品よりもさびやすく故障しやすいので、定期交換部品として管理した方が良いと思います。
一般的な使用用途での、イメージとしては10年は使えない感じですが、3年で壊れる事は無い感じです。
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2021-05-30.
飛び石の恐怖…。
フロントガラスに飛び石と言うのはよくある事ですが、サイドガラスに飛び石をもらった経験のある方は少ないのではないでしょうか。

そんな数少ない一件が起きてしまいました。

高速道路を走行中に運転席のサイドウインドウに飛び石をもらい、ガラスは木っ端みじんに砕け散ってしまいました。

フロントウインドウはここまでガラスが室内に入る事はありませんが、合わせガラスでないサイドウインドウだと室内もめちゃくちゃです。

シートやハンドルも触るとチクチクするので交換した方が良いですし、内装にもガラスが刺さっていますから、どこまで交換すれば良い状態に戻るのか?と言う感じです。

唯一の救いはドライバーが無傷だったことで、もし飛び石がドライバーに直撃したかと考えると‥‥。

皆さん、高速道路はなるべく左車線を走りましょう。
追い越しの際は素早く左車線に戻りましょう。危ないです…。
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2021-05-27.
アルファロメオ スパイダーのパワーウインドウ修理
アルファロメオ スパイダーのパワーウインドウの修理をしています。
スパイダーとは言っても70年代のではなく、割と最近のGTVのオープンバージョンの方です。
ただ、新しいとは言ってもこの車を眺めると、シャシーは155とほぼ同じなので、色々とレトロな部分を感じられる車ですね。

パワーウインドウの故障の大半はモーターか、ギアの部分なのですが、当たり前のように正規パーツは廃盤なので、今回はお客様がご自身で互換品を探してきてくださいました。

こう言った互換品が今でも手に入るのには、車文化の懐の差を感じますね(苦笑)

ただ、イタリアンな車両側が問題なのか、互換品のパーツが問題なのか、そのままでは装着できず、そこそこの加工を必要としますので、DIY作業はやってやれない事は無いですが、かなり大変かもしれませんね。
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2021-05-24.
GRヤリス用 ガーランドローター
GRヤリス RZ、RZハイパフォーマンス用ローターを発売したします。

GRヤリスのノーマルブレーキは、前後バランスを意図的に前よりにする事で、早期にABSを介入させ、電子的な姿勢制御を行いやすくしていますが、ドライバーが意のままに扱うと言う点では少し違うのでは?と言う内容になっています。

前後バランスを最適化する事でABSの介入を遅らせ、よりドライバーの意のままに動く車にする事が可能で、結果的に制動距離も短く、かつ速く走る事が可能になります。
具体的にはフロントのローター直径はそのまま、リアを297mmから330mmへと大型化する事で、前後バランスを最適化しています。

さらに、ローターの厚みが薄く、熱容量が車両のスペックと比較した場合に不足がちになるため、ガーランドローターはノーマルキャリパーで許される限りの厚みを増やし、熱容量を向上させています。

ベンチレーションローターは、ベンチレーションの幅が増えれば、より多くの空気をローター内部に通せるため冷却性能は向上しますが、例えばベンチレーション幅を広くとるため、パッドが当たる部分の厚さを極端に薄くしてしまうと、こちらも熱が上がりやすくなり、ローターのゆがみが出ます。
例えば、パッドが当たる円盤部分の厚みが1mmしかないとしたら、ブレーキをかけたら簡単に歪んでしまうのが想像していただけると思いますから、ベンチレーション幅を確保するためにはローターを厚くするのが効果的なのです。

また、ベンチレーション部分は市販車に多く見られるストレートフィンではなく、風車のようなカーブフィンを用いる事で、タイヤの回転に応じて空冷させております。
ベンチレーションフィンは多ければ、低回転での冷却効率は上がりますが、高回転域では風が通らなくなり効率が落ちるので、ノーマル比約120%のフィンとし、かつ幅を増す事で低回転から高回転まで冷却性能を向上させています。

また、ノーマルフロントローターは生産性のため、本来回転方向があるはずのローターを左右で同じものを使用していますから、ハード走行時には左右ブレーキの温度差が出やすくなっているのもネガな点ですが、そちらも左右専用とする事で安定した温度管理が出来るようになっています。

フロント用2ピースローター:税抜き175000円
・直径:変わりなし
・厚み:28mmを30mmに厚くしています。
・ベンチレーション幅:10mmを13.5mmとしています。
・重量:約10.3kgを約9.5kgへと約0.8kgの軽量化となっています。
・フルフローティング式のため、ペダルフィールの向上を果たしています。
・フルフローティング異音防止ばね付き

リア用2ピースローター:税抜き165000円
リア用3ピースローター:税抜き205000円
・直径:297mmから330mmへ大径化
・厚み:18mmを20mmに厚くしています。
・ベンチレーション幅:4mmを8mmとしています。
・重量:約6.7kgを、3ピースで約6.1kgと、大径ながら0.6kgの軽量化となっています。2ピースは7.6kgと0.9kgの重量増ですが、2ピースタイプはサイドターン対応になっています。
・フルフローティング式のため、ペダルフィールの向上を果たしています。
・フルフローティング異音防止ばね付き
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2021-05-23.
CT9Aはすでにネオヒストリックカーぽさがありますね。
エボ8MRがメンテナンスのために入庫しました。

8MRはホットバージョンの峠の魔王にも出演した、デッキにとっては思い出深い車両ですが、すでにネオヒストリックカーぽさが漂います。
CT9Aは2000年にデビューしていますから、ベースのエボ7からだともう20年以上前の車ですから、そういった雰囲気が出てくるのも納得です。
個人的にはつい最近出たような感じだったりしますけど…(親父時間は過ぎるの速い)

今回はエンジンマウント1か所と、タイロッドエンドの交換です。
このくらいの年式の車両になると、ボルトの噛み込みなどあって苦戦する事もありますが、今回も案の定苦戦しました…(笑)

とは言え、ずっと乗り続けてもらえたら嬉しいです。
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2021-05-20.
FD3Sのサスペンションアームをアルマイトしてみました。
FD3S RX7のリアサスペンションアームに黒アルマイトをかけました。
中古アームだったので、腐食部分が汚いですが、遠目には分からないようなレベルには仕上がったと思います(苦笑)

新品アームで処理したらかなり綺麗になる予感です。
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2021-05-16.
M2 1001にエンジンが載りました。
大規模メンテナンス中のM2 1001にエンジンが載りました。
これでしばらくはオイルや水漏れも無く元気に走る事が出来るでしょう。

お客様のご厚意によって通常作業の合間に作業を行っていますので、少し進行が遅いですが、着々と進行しております。

とは言え、この車両は大切に飾られていたと言うような個体ではなく、ガンガン走っていた個体なので、汚れや痛みが結構進行していますので、かかりきりだとしても時間はかかる個体のように思います。

エンジンルームも洗ってきれいにしていますが、本当なら色を塗ったり、パーツを交換していったりした方が早いような状態です。
ただ、20年前ならガンガンパーツ交換しましたが、今NAロードスターのパーツは高く、かつ欠品も多いので、気軽に交換できるものでもなくなってしまいましたから、シコシコと掃除しています。
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2021-05-11.
ファーストガレージさんのV35スカイラインでスパ西浦を走行。
5月11日火曜日に、ファーストガレージの方がV35スカイラインクーペで西浦を走行なさるとの事なので、脚を製作させていただいております「私 中山」もスパ西浦に行ってきました。

当日は川原代表だけでなくチームのホープ安田選手も来ていましたが、二人とも初めてスパ西浦を走行されるとの事で、まずは慣れる事からかな?と言う感じで走行スタートです。

途中、赤旗があったりして、両選手とも10周づつくらいしかできませんでしたが、川原代表が同乗走行で出した1分2秒5がベストタイムで、その後はなかなか伸びませんでした。

特にカート、スーパーFJと純粋なレーシングカーを乗っている安田選手には乗りにくかったようで、悪い事をしてしまいました。
箱車は動くからで済ませば済ませられるレベルですが、走行中の写真からもかなりロールしているのが分かりますし、安田選手は2021年のスーパーFJ筑波で2戦連続ポールを取る腕前なので、もう少しフォーミュラーと違和感なく乗り換え出来るように、セットアップをつめていきたいです。

ただ、現状このV35スカイラインはスーパー乗り心地が良いので、そこは失わない方向でやっていきたいです。
とは言え、ネタとしてはあんまりないのですが(苦笑)
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