マクラーレン570Sに車高調サスペンションを装着しています。
ノーマルはマクラーレンと言えども最近の市販車のそれで、柔らかいばねに圧側のみバンプストップを早期に当てたようなセッティングで、街乗り状態や高速道路を真っすぐ走っているには、乗り心地も良く、そこそこ俊敏なのですが、メインレートが柔らかいがゆえに、コーナリング中は常にインがリフト気味で、車がめくれあがってくるようなコーナリング感覚なのです。
こう言ったセッティングは、タイヤのグリップが高い状態では良いのですが、雨やミューの低い路面では極めて扱いにくいので、スポーツカーらしく走らせるなら、日常の乗り心地を少し犠牲にしてでも、高めのバネレートとしてサスペンションを構築していった方が良いのです。
今回は一旦ノーマルの倍のバネレートからスタートする事にしました。
ダンパーの減衰力は同じマクラーレンのGT4を参考にしましたが、フロントに関しては少し高すぎる印象なので、今後のセッティングで少し落としていくと思いますが、でこぼこ路面以外では、現状の減衰力でむしろシャープに走り接地感も高いので、本当に落とすかはもう少し走らせてみてから考えようと思います。
しかし、フロントショックのこのカタチ。こうしないと別タンクが装着できないのですが、変わってますよね。