VWゴルフはパーキングブレーキ内臓のリアキャリパーを採用しているため、ノーマルキャリパーを外しAPレーシングなどのリアキャリパーに交換すると、パーキングブレーキが無くなってしまいます。
車検に通らないのはもちろんの事、パーキングブレーキが無いのはとても不便なので、リアブレーキのアップグレードをしようとすると、多くの場合はローターだけを大型化するビックローターとなると思いますが、ノーマルキャリパーの性能が上限性能となってしまうため、さらなる高性能をと考えた場合はリアキャリパーの交換をしたくなります。
そう言った場合、写真のようなパーキング専用のキャリパーをメインキャリパーとは別に装着する事で、高性能なブレーキとパーキングブレーキの両立を図る事が出来ます。
キット化をしているわけではなく、すべてワンオフ製作になるため、時間も費用もかかりますが、こうする事でリアブレーキの性能を一気に高めることが出来、結果フロントにさらなる高性能なブレーキの投入が可能になります。
ゴルフだけでなく、リアキャリパーにパーキングブレーキが内蔵されている車両すべてに当てはまってきますので、サーキットユーザーの多いFD3SやS2000などは、今までにないレベルのブレーキを構築する事が出来ますよ。